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趣味のゆる〜ぃバイアスロン biathon.jp

記事archives

[2012/08/20]
手賀沼トライアスロン大会 当日の話です


「第7回手賀沼トライアスロン大会」は多くの方のご協力によりまして完了することができました。今年は、ゴール直後に一名の選手が救急車で搬送される事になりました。原因は熱中症と伺っておりますが、入賞されるようなトレーニングを積んだ選手でも、熱中症にならないコントロールは難しいと感じました。これは、経験がものを言うスキルですが是非とも身に着けていただきたいスキルです。手賀沼トライアスロン大会では医師2名のご協力がいただけまして、本部に待機していただきましたが、後の手当より、予防が大切です。少なくても、ゴール前にリタイアすると、記録にもなりません。
さて、私自身は大会当日トランジットの仕事で手一杯となりまして競技前の写真しか記録できませんでした。すみません。
当日はこんな感じで始まりました。
夜明け前から準備開始です。

日の出です。


昨日仕込んでおいた、ラバーコーンや看板を一斉に配置です。
RUNコースの担当 気合入ってます。
なんたって、中央の方、この後にレース出場です。
他の準備も進んでいます
審判の水温、気温の計測です


借り物ですが、ワイヤーの先に水温センサー、本体に気温センサーが入っておりまして、気温と水温を同時に測れるすぐれもんです。計測途中なので、正しい値とは限りません。
こんな、準備もしっかりやってます。
さて、私の担当するトランジットですが

5時20分には、準備完了です。
5時30分から、審判のミーティング

審判ミーティングでは、大会の注意事項や必要な情報の共有(緊急時の連絡方法の確認など)、無線機の配布など実施します。
トランジットに戻った後は、選手を待つだけ…と思ったら
手賀沼をトレーニングに使われるバイクやランナーがどんどん増えてきて、誘導が常時必要で、他を回れなくなりました。残念。
今年、気付いたことですが、この歩道を生活道路として利用している方が意外に多いです。考えてみれば、自動車が入れないきれいな道路が10km以上あるのですから、使わない手はありません。高齢の方の利用が多く、手賀沼緑道は社会インフラとしてすごい役にたっている事を実感しました。
自転車だけでなく、電動のカート(車いすみたいなやつ)に乗って道の駅に買い物に来られる方とかいらっしゃいます。道の駅は、商業施設として地域に密着してますし、お客さんも多いですから、気を使います。選手の方にはご不便をおかけいたしましたが、高齢の方、体の不自由な方の横断時には、練習走行など制限しました。選手からの苦情もなくご協力いただけました。
本大会は、インターネット中継も実施されまして、こちらの方も評判良かったです。
7時~12時くらいの配信だったようです。過去の放送も下記のURLでしばらく見る事ができるようです。
http://www.ustream.tv/channel/oxotv
大会の雰囲気が味わえますので、視聴されることをお勧めします。
(注:現在見る事はできません)
競技中の対応として
トランジットはエリアは審判数は多く配置するため、純粋なボランティアは1名のみとなりました。もちろん、別に役員一名(私)がおります。
経験則ですが、選手はボランティアの話はあまり気にしませんが、審判の話は注意して聞く傾向にあります。しかし、観客などは、審判ばかりだと声掛けしにくい様です。私は、審判の資格はありますが、あえてボランティアの恰好で、門番してます。道案内とか、競技のルールの説明とか、スケジュールなどを話してます。意外と質問した人以外の人が、相槌うってますので皆さん興味をお持ちのようですので、大きめの声で説明しております。

選手が入ると、こういう風景に変わります。
写真にいる方は、ボランティアUさんです。
トランジット唯一のボランティアで、大活躍です。
ラックにBikeをセッティングする方法も決まっていて
ゼッケン奇数番号と偶数番号は方向が逆になります。
間違ってセットすると隣の人のBikeとハンドルが干渉するため、両隣が迷惑します。
このため、審判団と協力して、置き方チェックと指導をやってもらっています。
トランジットは競技が始まった直後だけ、一時的にホッとします。
選手が、一斉にいなくなります。しかし、スタートから20分くらいでSwimを終えた選手が文字通り飛び込んできますので、一時的な静けさです。
ここで、ルールの説明をしておきますが、このエリアではお作法がありまして、このお作法を破ると、失格になる恐れもありますし、審判のお説教タイムで、ペナルティタイム的なロスが発生します。

選手がよくやっちゃう事

  1. ゼッケンをつけ忘れる(bike本体、ヘルメット、着衣にそれぞれ必要)
  2. ゼッケンを付けても、場所が違っていたり、読めなかったりしてはダメ。
    着衣のゼッケンはBikeの時後ろから見えて
    Runのときは前から見える必要がある。
    ベルト式の時は、一ヶ所つけて、くるっと回せば、OK。
    だけど、ピン止めのときは、前後に着ける必要がある。
    もちろん、ベルト式で前後にするのは、あり。
    ヘルメットは2か所(前+右)にシールゼッケンを貼り付ける
    バイク本体は左につける。
  3. ヘルメット着用せず、Bikeに触れる
  4. Bikeに乗車してしまう
ルールを知らない、または朦朧としていて自分のやっている事がわからない選手がいます。
結構速くSwimから戻ってきたのに、ゼッケンを準備しておらず、ロスタイムが発生した選手がいました。
(10分くらい掛っていたのは、本当にもったいない)

1と2は、Bikeの出発時、3と4はBikeから帰ってきた時に多い違反です。
降車ゾーンを超えて、エリア内に飛び込んでくる選手もいたりして、制止するのが大変です。
止めないと、ラックに衝突したり、他の選手を巻き込んだりします。
あと、降車と同時にヘルメットのストラップを外してしまう選手が多い。これは、ヘルメット着用している事にならず、付けるように審判に指示され、指導を受けます。(お説教タイムです)。
審判ではないときは、ストラップに手をかけている選手を見かけたら、エリア内ではストラップを外しちゃだめ。と言いますが、半分くらいの人は、そのまま外してしまいます。たぶん、無意識にやっているんでしょうね。(外したまま進んで審判から指導受けてました。)
トランジットで10秒つかっても、Runで10秒使っても、同じ10秒ですが、できればRunで使った方がいいですよね(トランジットでいくら時間を使っても前へは進みません)。初心者の時間短縮はトランジットが一番効果的だと思います。
私の受け持ちでは、大きなトラブルもなく、大会は終了いたしました。
私は、15時くらいまで後片付けをして、解放となりましたが、事務局のKさんは、そのあとも、目いっぱい仕事があったそうです。

[2012/08/18]
手賀沼トライアスロン大会 準備完了!


明日の手賀沼トライアスロンに向けまして、設営・準備を行いました。
設営は、Swim、Bike、Runとトランジット、計測、エイド、救護、本部設営などに分かれて準備をすすめました。私はトランジットを担当してますが、事前の準備はあまりかからないため、SwimとRunの設営準備に参加です。いろいろ、やる事があります。

選手を誘導するための浮き球をロープに着ける作業です
総計 750m分作りました。結構チームワークでサクサク進む作業です。
設営は船舶の免許を持っている方にお願いしました。
それから、


選手がSwimから上陸する桟橋の準備です
素足の選手に負担がかからないように、鉄製の艀の継ぎ目にパネルを入れて、カーペットを敷きます。毎年、時間をかけて準備します。
意外とノウハウのいる作業で、細かな配慮がされています。

もともとは砂利ですが、選手が通るところは全てカーペットで覆います
色がいろいろあるのは、貧乏の証です。
選手が通るところだけは赤いカーペットに統一して、迷わず進める様にしてあります。
写真の左下にあるテトラポットみたいなのが、目印のブイです。
明日、水に浮かべます。
まだまだ、続きます
次は Runコースの設営と行く… わけでは無く
昼ごはんとなります。
昼ごはんには お弁当とは別に かき氷が 振る舞われました。
みんな 大喜びです。子供っぽいと思われるかもしれませんが、私も大喜びでした。
手回しのかき氷機は、作ること自体が楽しい。



イチゴ+練乳 だ!


I さんも、みんなも 大喜び
お弁当もおいしかったけど
写真撮る前に完食してしまいました。
一休みしてから、Runの設営じゃなくて
審判 集合! ミーティングです

段取りの確認をしてから、午後の作業開始!

トラックにラバーコーンを積み込んで出発
Runコースは100m毎にコーンを設置
+側道への脇道へは、コーンとバーで通せんぼの準備

移動しながらの作業のため、人の写真が取れませんでした…。
足がかろうじて 写っている。
こんな感じで、要所要所に設置して行きます。
みんな、慣れた作業で、サクサク進みます。
明日の競技の寸前に、展開します。(コーンだけでなく、看板も)
Runコース 準備完了
しかし、並行してこんな作業をしているスタッフたちも



高温対策のシャワーの設置作業です。
お手伝いはできませんでした。
すみません。
水圧低下に苦戦中。
大会本番に、ちゃんと水が出ていたら
こんな苦労をしているスタッフを思い出してください。
他にも、救護班、本部班など、皆さん頑張っていらっしゃいました。しかし、自分だけで手イッパイの私には確認する余裕がありませんでした。ごめんなさい。
写真は残していませんが、この後、ゼッケンシールの誤植の修正とか、いろいろありまして、本日の作業は16時30分ごろ 終了となりました。
実に8時間動き続けました…。
明日の、本番を残して、本日は就寝です。
スタッフは、朝5時作業開始です。
この後も、インターネット中継の情報収集とかありましたが、書く力が…。

[2012/08/05]
手賀沼トライアスロン コース確認 終了しました


少し、雲のあるやさしい天気、コース確認は無事終了しました。
 参加者は14名
 ・ルールの説明(初心者向けの説明とローカルルール)
 ・トランジットエリア内に置ける荷物および置き方説明
 ・Swim、Bike、Runの各コースを試走しました。
     
実車を使ってルール説明(ドラフティング)
白いテープを張って、ドラフティングとなるエリアを参加者に説明しています。意外と広い。追越をかける場合など、ここを規定時間内に通過しなければなりませんが…。コース上の混雑している場合などは、安全を優先してくださいとの事でした。
     
トランジットに持ち込める荷物と置き方のアドバイス
トランジットエリアに持ち込める荷物には制約があります。
また、時間を短縮するための配置の順番やたたみ方などの説明。

     
Swim準備中
プール以外で、初めて泳ぐ方もいらっしゃった様です

     
Swim スタート

     
コースもゆっくり使えました。
天気も上々。
私のチャリはマウンテンバイクなので、選手の方々についていけない…。
撮影したときは、さびしく一人の状態です。
私は、トライアスロンの競技はしないので、ロードタイプのチャリはもってません。
折り返し地点の確認も実施しましたので、コース情報も最新情報を反映しました。

[2012/08/04]
明日は手賀沼トライアスロンコース確認と清掃の日


明日は、手賀沼トライアスロンのコース確認と清掃を実施します。
審判長から、ローカルルールの説明、および競技やコースの注意ポイントなどを説明する予定です。
競技を始めて間の無い方など向けの説明となりますので、疑問な点などはこの機会に確認される事をお勧めします。

【参考】
8月5日(日曜日) 10時 大会トランジット設営場所(手賀沼大橋の下)集合
去年の試走会では、気温が35度を超えましたので、暑さ対策はお忘れないようお願いいたします。